
神戸で家を建てるということは、ただ「住む場所」をつくるのではなく、家族の未来と安心をかたちにすることだと、私たちは考えています。
1995年の阪神・淡路大震災から30年。私たちの街・神戸は、自然災害と共に歩んできた歴史があります。そして今も、南海トラフ地震の発生が懸念されていたり、線状降水帯による豪雨のニュースを目にするたびに、「災害はどこで起きてもおかしくない時代」になっていることを実感します。
そんな今だからこそ、「災害に強い家づくり」はすべてのご家族にとって、真剣に考えるべきテーマだと思います。
特に、小さなお子さまを育てているご家庭にとって、万が一のときに家が安全な避難場所になるかどうかは、大きな安心材料になります。
今回は、アシストがご提案する「災害に強い注文住宅」のポイントを5つに絞ってご紹介します。
1.耐震等級3の構造で、命を守る強さを
まず基本となるのが、建物自体の耐震性能です。
私たちが推奨しているのは「耐震等級3」。これは建築基準法の1.5倍の耐震性を持ち、消防署や警察署など防災拠点となる施設と同等のレベルです。
阪神・淡路大震災のとき、多くの木造住宅が倒壊し、建物の中での被害が大きかったことを忘れてはなりません。新しく家を建てるのであれば、命を守る性能を備えておくことが何より大切です。
2.屋根や外壁で台風・強風から家を守る
神戸は台風の直撃は少ないとはいえ、年に数回は接近があります。屋根が飛ばされたり、外壁が傷んだりといった被害は、築年数に関係なく起こり得るものです。
そのため、風に強い屋根材や、耐久性のある外壁材を選ぶことも重要なポイントです。
また、窓にはシャッターや雨戸をつけておくことで、飛来物によるガラスの破損を防ぐだけでなく、防犯対策にもなります。
3.土地選びと地盤調査で、根本から安全を
家づくりは「どんな家を建てるか」だけでなく、「どこに建てるか」も非常に重要です。
私たちは土地探しからご相談を受けることも多く、その際は必ずハザードマップを確認し、浸水や土砂災害のリスクが少ないエリアをご案内しています。
また、地盤調査の結果に応じて、必要があれば地盤改良工事を行うことで、地震による地盤沈下や液状化への備えも可能です。
4.「在宅避難」ができる家にする
近年は、大きな災害が起きても、避難所ではなく自宅で避難生活を送る「在宅避難」が注目されています。
太陽光発電と蓄電池があれば、停電時でも冷蔵庫やスマートフォンの充電など最低限の生活が維持できます。
また、簡易トイレや水の備蓄タンク、ポータブル電源などを備えておけば、小さなお子さまやご高齢の家族がいるご家庭でも、安心して数日間を過ごせる体制が整います。
5.間取りに“安全動線”の工夫を
災害時に素早く避難できるように、間取りに「動線の工夫」を取り入れることも大切です。
たとえば、2方向に避難できるように廊下や出入口を配置したり、寝室から玄関まで家具を倒れにくいレイアウトにしたりと、ちょっとした工夫で安心感が大きく変わります。
私たちはプランのご提案時に、家族構成やお子さまの年齢もふまえた安全な動線づくりを一緒に考えさせていただきます。
─安心は「つくるもの」
災害のない街は存在しません。
でも、「災害に備えた家」をつくることはできます。
そしてそれは、家族の命を守るだけでなく、非常時でも日常をなるべく保つための備えにもなります。
アシストは、神戸で育ち、神戸の暮らしを知る工務店として、これからの時代に求められる「安心をつくる家づくり」を大切にしています。
「災害に強い家を建てたい」「防災を意識した設計って何から考えればいい?」
そんなご相談も、ぜひお気軽にお聞かせください。
モデルハウスの見学や家づくりの無料相談も、随時受け付けております。
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