神戸市|バリアフリー福祉住宅の施工事例 — 車いすで安心して暮らせる家づくり —
2025.11.30
今回ご紹介するのは、ご家族に足の不自由な方がいらっしゃるお客様のために進めた、バリアフリー住宅の施工事例です。
「毎日の移動を、できるだけ負担なく。家の中でも外でも、安心して暮らしてほしい。」そんなご家族の思いから始まった家づくりでした。
玄関まわりには、車いすで無理なく上り下りができるように、ゆるやかな勾配のスロープを設けています。
実はスロープには、法律上の基準があります。
【最低限の基準】
・幅:120cm以上
・勾配:1/12以下
・手すり:片側
【望ましい基準】
・幅:150cm以上
・勾配:1/12以下、屋外は1/15以下
・手すり:両側
アシストでは、この「望ましい基準」にできる限り近づけるよう、敷地条件や生活動線をしっかり考えて設計しています。
室内は、車いすでストレスなく暮らせるよう広い廊下と引き戸の建具で動線を確保しました。
● 引き戸が良い理由
車いすでも手が届きやすい
力が少なくてすむ
ドアを開けたときにスペースを取らない
バリアフリー法でも、出入口の幅80cm以上、廊下は90cm程度あると望ましいとされています。
トイレの入口についても、85cm以上が望ましい とされており、日常の使いやすさにかなり影響します。
バリアフリー対応のトイレは、一般より少し広めの空間が必要になります。
● 一般的なバリアフリー仕様
約0.75坪(幅120cm × 奥行160cm)
● 介助が必要な場合
幅160〜180cm × 奥行160〜180cm程度
車いすの方向転換や介助の動きを考えた、生活に寄り添った設計がポイントです。
階段には、後付けで設置できる階段昇降機を採用しました。
ホームエレベーターも選択肢に入りますが、費用・スペース・メンテナンスなどを比較しながら、ご家族に合った方法を一緒に考えて決めていきます。
今回の家づくりでは、ご家族が毎日何度も通る場所、将来の使い方、介助が必要になる可能性――さまざまな視点から検討を重ねました。
バリアフリー住宅は、設備だけではなく、生活動線を理解した設計力がとても大切です。
アシストは、家族の思いをアシストし、ライフステージに合わせた家づくりも、丁寧に寄り添いながらご提案しています。





