新築のエアコン位置はいつ決める?後悔しないための考え方
2026.02.05
先日、私の実家の2階にエアコンを新しく取り付けることになりました。
工事の方に「どこにつけますか?」と聞かれて、そこで初めてしっかり考えることに。
その部屋は配管の穴が開いていませんでした。そしてバルコニーがなく、室外機は1階に置く必要がありました。 結果、壁に穴をあける工事、配管を延長する工事が必要になり、思っていたよりも工事代金がかかることになってしまいました。エアコン用のコンセントは作られていたので、電気工事が不要だった分まだましだったのかもしれませんが、エアコン購入費用の割には設置工事にお金がかかるんだなと思いました。
「新築のときに用意しておけばよかったのに」 正直、そんな気持ちになりました。
昔と今では、寝室の前提が違います 昔は、夏でも扇風機だけで眠れていた記憶があります。
でも今はどうでしょうか。 年々暑くなり、夜でも気温が下がらない日が増えました。
正直、今の夏にエアコンなしで寝るのはかなり厳しいと感じます。
これからの家づくりでは、 「客用であれ寝室、誰かが泊まったりする可能性のある部屋=エアコンがある前提の部屋」 として考える必要があると思います。
今回の実家の工事で印象に残ったのが、コンセントの位置です。 配管の穴はありませんでしたが、エアコンのコンセントは用意されていたので工事費用は助かった、と思ったのですが、エアコン用のコンセントがある場所= 「ここに付けるしかないですね」という話になりました。
その位置だともしベッドを置いたときに、
・頭の上にエアコンが来てしまう
・風が直接体に当たりそう といったことも考えないといけないなと思いました。
新築時はあまり意識されないことも多いですが、 エアコンの位置と、ベッドや家具の配置はセットで考えておくのがよいのではないでしょうか。
エアコンを付ける場所が決まると、 当然、室外機の置き場所もほぼ決まります。
・配管が長くなると費用がかかる
・直射日光が当たりすぎないか
・将来メンテナンスしやすいか
・見た目や生活動線の邪魔にならないか
こうしたことは、後からだと選択肢がかなり限られます。 新築時であれば、 「ここに室外機を置くなら、この位置にエアコンを」 という考え方ができますが、後付けでは難しい場合も多いです。
また、寝室や子ども部屋は、どちらも「眠る場所」という点では同じですが、使い方によってエアコンの考え方が少し変わります。
子ども部屋は比較的コンパクトなことが多く、エアコンの効きという点ではそこまで神経質にならなくてもいいかもしれません。
ただ、成長とともにベッドの位置が変わったり、将来ひとりで過ごす時間が増えたりすることを考えると、風の向きや安全面はやはり確認しておきたいところです。
一方で主寝室は、長時間過ごす空間になります。風が直接体に当たらないか、温度ムラができないかなど、快適性への影響が大きくなります。
さらに、広いリビングや吹き抜けのある空間は要注意です。
エアコンの位置次第では、「思ったより効かない」「夏も冬も快適にならない」
ということも起こります。
空間の広さや使い方に合わせて、最初から計画的に考えることが大切です。
エアコン自体は、あとから取り付けることができます。 ですが、
・工事費が高くなる
・選べる位置が限られる
・暮らしに無理が出る
こうしたことは、後からでは解決しにくい部分です。
家族がどこで寝て、どんなふうに過ごすのか。
そんな日常を想像しながら、 エアコンの位置やコンセント、室外機の場所まで考えておくことが、 長く快適に暮らすためのポイントだと感じました。
家族の思いをアシストする家づくり。 見えにくい部分こそ、丁寧に考えていきたいですね。
