神戸・須磨〜長田で考える初詣|氏神様と家づくり、土地と暮らすということ
2025.12.19
年のはじめ、初詣に出かけるという行為は、お願いごとをするためだけのものではなく、これから始まる一年に向けて「この土地で暮らしていく」ことへのご挨拶のような時間でもあります。
家を建てるというのも、人生の中では大きな節目のひとつです。
今年こそ家づくりを進めたい、家族で新しい一歩を踏み出したい。そんな思いを胸に、年明けに神社へ足を運ばれる方も多いのではないでしょうか。
神戸・須磨から長田にかけてのエリアには、観光地として有名な神社だけでなく、地域の人たちが代々大切にしてきた氏神様が、暮らしのすぐそばにあります。今回は、アシストの拠点からも身近な場所にある神社をいくつかご紹介しながら、「土地と暮らす」という視点で初詣を考えてみたいと思います。

まずは長田神社。
長田の街の中心にあり、地元の人にとってはとても身近な存在です。商売繁盛や家内安全のご利益で知られ、初詣だけでなく、日々の暮らしの節目に自然と足が向く場所でもあります。街の賑わいとともに歩んできた歴史を感じると、この場所で暮らす人たちの時間の積み重ねが伝わってきます。

次に證誠神社。由緒正しい須磨の権現さん。妙法寺川公園の近くにあり、生活圏の中にありながら静かに地域を見守ってきた神社です。住み慣れた街でしっかりと根付いている神社の存在感に気づかされるのも、こうした氏神様を訪れる時間ならではです。

そして須磨の綱敷天満宮。
学問の神様として知られていますが、地元では子どもたちの成長を願う場所としても親しまれています。子育て世代にとって、家づくりと同じように「これから」を思う気持ちと重なる場所ではないでしょうか。
初詣の際には、形式を完璧に覚える必要はありませんが、基本を少し知っておくと気持ちが整います。鳥居の前で軽く一礼し、参道の中央を避けて歩くこと。手水舎で手と口を清め、お参りの際は二礼二拍手一礼。大切なのは作法そのものよりも、この土地に暮らすことへの感謝や、これからの一年を大切に過ごそうとする気持ちです。
家づくりも同じで、建物だけを考えるのではなく、土地の歴史や周辺環境、地域とのつながりを知ることが、住んでからの心地よさにつながります。どんな街で、どんな日常を重ねていくのか。その背景を大切にすることが、家族の暮らしを豊かにしてくれると、私たちは考えています。
年のはじめに氏神様へご挨拶をすることは、この街で暮らす覚悟を静かに整える時間でもあります。
アシストは、建てて終わりではなく、その先の暮らしまで見据えながら、家族の思いをアシストする家づくりを続けています。
