自然素材の種類と特性

近年よく言われるシックハウス症候群を防ぐために自然素材を使う住宅が注目されています。
自然素材とは具体的にはどんなものがあるのでしょうか。

無垢材　天然無垢の木材という意味で使用されており木材をそのまま使用した資材を指します。調湿・防カビ作用や防ダニ作用、断熱作用、リラックス作用があります。
珪藻土　珪藻土は珪藻という植物プランクトンの死んだ殻が沈殿して化石になった土のことです。調湿性能が高いのが大きな特徴。脱臭作用もあり、耐火性・断熱性にも優れています。
漆喰　消石灰（水酸化カルシウム）に、つなぎとなる糊、スサなどを加えて作った建築材料のことで、主に塗り壁材として使用されます。もとは、サンゴ礁です。ホルムアルデヒドを分解する能力を持つ。脱臭効果や調湿性能をもち、耐久性が高く火に強いという特徴があります。
和紙　独特のぬくもりや色合いが美しい和紙は、通気性に優れ調湿性能もあります。丈夫で長持ちします。
天然石　耐久性や耐火性に優れ、家を強くします。見た目の美しさも長所です。
畳　いぐさの畳表や藁の畳床などの天然素材でつくられた畳は、保温・断熱性や弾力性、吸音性などに優れているのが特徴です。イ草は香りも心地よいため、リラックスできる空間づくりにおすすめです。